BASARASIM2 プレイレビュー番外編
昼近くになりようやく目覚めた筆頭。
既に小十郎は畑に出ていませんでしたが、筆頭のために食事を用意してくれていました。
よだれが出そうなおいしい食事を我慢して、一生懸命運動する筆頭。
むしろ、無理をしてしまったために気分が悪くなってしまいました。
小十郎がそっと様子を見にやってきました。
「政宗様、もうすぐ日が暮れます。お風邪を召しますぞ」
優しい小十郎の言葉に、筆頭は胸が詰まってしまいました。
そしてこのお互いを思う心が奇跡を起こすのです。
できちゃった! 5
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体のダルさを覚えつつも、何とか服を着替えます。
出てしまったお腹に、今までの服は入りません。
ゆったりしたシャツとジャージくらいしか着る事ができないのです。

おいしそうな食事です。文句のひとつも言わず自分を気遣ってくれる小十郎。
「小十郎・・・」
小十郎の優しさに震えつつも、
「だめだ・・!!ダイエットが先だ!!」
小十郎に、元の自分の姿を見せたい筆頭はぐっと食事を我慢します。

「ハァ・・・ハァ・・・!」
しかしすぐに息切れしてしまいます。
「SIT!これくらいの運動、前は余裕でこなせていたのに・・・!!」
だるい体に出てしまったお腹。
運動は少しも長続きしません。

「No・・・・なさけねぇ・・・」
ぐったりとして動くこともできない筆頭・・・。
春の麗らかな陽気の中、疲れと、悔しさで、いつしか眠りに・・・
台所に残されている料理を見てため息をつきます。
「少しもお手をつけておられねぇな・・・体型なんぞどうでもいい、お体が心配だ・・・政宗様・・・」

小十郎の優しい声が、筆頭の耳を震わせます。
「は?!こ・・小十郎?俺・・・寝ちまって・・・」
あたりはもう黄昏時、かなり眠っていたようです。
「SORRY・・・お前が一生懸命働いてるのに、俺ときたら・・・」
「お体がおつらいのですね?」
謝る筆頭に優しく問いかける小十郎。
「No!!ちょ・・ちょっと春の陽気にやられただけだ!!」
「最近とてもおつらそうでした。
政宗様が体型をとても気にしていらしたので、口をはさまないほうがいいと思ったのですが、
それが間違いでした。もっと早く、医師にお見せするべきでした、申し訳ありません」
「No!どこも悪くねぇ!俺は!」
言い募ろうとする筆頭をそっとさえぎる小十郎。
「明日、病院へ行きましょう。これ以上おつらそうな政宗様を見るのは、小十郎はできません。
政宗様の意思を尊重するといいながら、結果的にここまで放っておいてしまったことお詫びのしようもありません。
お許しください政宗様・・・!」

自分のくだらないプライドが、小十郎に気を使わせ、とても心配をかけていたのだと気づきました。
「小十郎!!」
熱い思いがこみ上げてくるのを筆頭はとめることができません。
気持ちを抑えきれなくなり、小十郎に抱きつきました。
小十郎は優しく受け止めてくれます。
「明日、医者に行きましょうね、小十郎も共に参りますゆえ」
「うん・・うん・・・」
素直に頷く筆頭。
「小十郎はどんなお姿の政宗様でもお慕いしておりますゆえ、体型でお悩みになる必要などないのです。
ですが、小十郎のためにお美しい姿を保って下さろうとしてくださったのでしょう?
うれしゅうございます」
「小十郎!!」
すべてわかってくれていた小十郎。
筆頭は愛しさが募ります。もっともっと好きになりました。
「小十郎・・小十郎・・・俺も、俺も愛してるからな!小十郎のこと愛してるからな!」
互いを思う心は誰にも負けないと、二人は確認しあいました。
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